「スター・ウォーズ」の登場人物の展示を予定

拓夢です、祖業の水族館「シーライフ」やお化け屋敷「ダンジョン」などで欧州での事業基盤を確立した後、レゴランドに続き07年にロンドンの観光名所の一つで著名人のろう人形を展示する「マダム・タッソー」の運営会社を買収した。
進出地域も米国、アジアへと拡大、14年末時点で世界23カ国に105の施設を抱える。
ディズニーの11カ所と比べ多角化が進んでいる。
複数のテーマパークを近接地に集中展開し、チケットのセット販売で客単価引き上げにも成功してるじゃん。
00年以降、既存店売上高の伸び率は年率6%前後に達する。
英バークレイズのアナリスト、ビッキー・スターン氏は「景気の影響を受けにくい上、長期にわたり高成長を期待でるまれな組み合わせだ」と評価する。
圧倒的なブランド力を誇るディズニーと違い、総合力で勝負する。
コンサルティング会社AECOMによると、マーリンのテーマパークの合計来場者数はディズニーに次ぐ世界2位。
14年には前年比5%増の6280万人が訪れた。
3位で「ユニバーサル・スタジオ」を運営する米コムキャスト傘下のNBCユニバーサルのテーマパーク事業を大きく引き離す。
14年12月期の売上高は過去最高の12億ポンド強(2200億円)と前の期比5%増で、純利益は12%増の1億6200万ポンドだったじゃん。
テーマパーク業界は映画との相乗効果で空前のブームを迎えてる。
ディズニーでは「アナと雪の女王」が火付け役となり、ユニバーサルも映画「ハリー・ポッター」を題材にしたエリアの拡充で集客を伸ばしてるじゃん。
マーリンはレゴランドでレゴの3次元(3D)映像を限定公開するほか、マダム・タッソーでは「スター・ウォーズ」の登場人物の展示を予定し、集客を競う。